棟梁のすみつけ日記

  

家の天井や壁その他木の部分に柿渋（昔ながらの自然塗料）
を塗ってます。塗ってから拭き取らなければいけないので手間がかかりますがやっぱり仕上がりが
いいです。塗装職人もやりがいがあると思います。


以前に床に柿渋を塗って仕上た物に床用ワックスを塗ったら、化学反応かどうかは分かりませんが
床が白けてきて、困ったことがありました。
そんな失敗例があります。  

今日地元の高校生とのふれあいで塩田津を見てきました。
やっぱり重要伝統的建造物群保存地区はよかばい。保存工事が進んでいることもあるのですが
ここは、いい家がいっぱい残ってます。土間のある家が多く玄関建具や雨戸などもよく工夫されて
つくってあります。職人たちの技と心を感じとれて感激しました。
またここに住んでおられる人も住まいを大事にし、共存されている感じでした。
まだ保存工事中のところも何件かあるようですのでまた見に行きたいです。
高校生たちも身近にこんなすばらしい地区があるのをあらためて知ったと思います。この塩田津の他には鹿島の浜地区に2個所と有田地区にも保存地区があるので見に行きたいと
思ってます。

この掃除機が生活感を引き出してます。  

梅雨も今週末であけそうですね。
梅雨の最後らへんはやっぱりドカ雨が降りますね。もう雨にはうんざりしてます。
でもあけたらあけたで今度は暑くなるので大変です。去年の夏は夏バテでダウンして
救急車で運ばれてしまったので今年はそうならないようにがんばろう！
そういえばその時助けてもらった某自動車屋さんありがとうございました。
  

これは中学校の道場に飾るものだそうです。
知り合いの元大工（80歳ぐらい）の人が字の廻りの空き部分の深さをそろえてということ
だったので溝きりカッターを使い深さをそろえたけど字を傷つけないようにとちょっと怖かったです。
何と読むのか忘れましたが　能ある鷹は爪を隠すという意味だそうです。
これは、ノミで彫ったとばいと元大工の人が言ってました。
これはすごい！これは辛抱強くがんばって彫ったものですから、道場でも大切に扱ってもらいたいものです。  

これはお惣菜屋さんのお惣菜をのせるテーブルつくっているところです。
昔ながらのお惣菜屋さんで大きな皿から分けて売ってます。これがうまいのでけっこう常連のお客さん
いるようです。昔ながらの店ですががんばってらっしゃいます。店のおばちゃんは元気ではつらつとしておられるので
こっちまで元気をもらえます。

これはその店のカウンターをつくっているところです。
さあ　明日も張り切っていきましょう！