棟梁のすみつけ日記

  

これは壁土です。
工場であらかじめ練って置いたものにさらにわらを加えていきます。
土に混ざったわらは少なくなっていくので足していきます。
土はなるべくわらと混ぜてねかせておいてねまらせた方がいいです。
手で練るのは無理だから足でねっちょこねっちょこします。


そして左官さんの金コテで塗っていきます。
この家の土壁も2トン車3台分以上塗ったので左官さんも疲れてました。
ざっといかんばい！！  

こんにちは！
近頃ぬくーなってきたですね。
これ以上ぬくーならんぎよかですけど。


これは土壁の下地になるえつりと言います。
竹と縄で編み込んでいきます。
もうこのえつりをかく（組む）専門の人がほとんど辞めてしまいこれはうちの職人とOBで組んでます。
さらに竹屋さんもほとんど辞めてしまい材料確保が困難な状況になってきました。
そして壁土屋さんもほとんど辞めてしまいましたが県内にはありますのでなんとかなります。
土壁を後世に残していくには困難になっていくいっぽうで心配してます。
どうしたらいいのだろう？！　何をすれば・・・・。
職人も一緒！　後世に残すにはどうすればいいのか？どこから初めていいのか？
考える今日この頃です。
  

素敵な朝日と夕日を撮ってきました。


どっちが朝日かわかりますかね？
朝日を撮りに行くのに4時前起きでした。
夕日も撮るのに1時間以上待機してました。
どっちも撮るのはざっといかんです。
夕日の方は

こんなに太陽が上にある時から待機してました。
でもどっちもきれいでした。
心がリフレッシュした気がしてよかったです。  

いよいよ待ちに待った新茶の季節が近ずいきました。
今年も冬がしっかり寒かったのでおいしいお茶ができそうとのこと！
茶畑は今が一番輝いて見えます。ほんのごて気持ちのよかです。
だいでんいっぺん見てみたほうがいいです。
私は毎日お茶をポット一杯は飲んでますがこれからますます飲みそうです。


今物価があがり材料の値段が読めないようになってきました。
これからどうなるのだろうと心配してますがもっと深刻なのが
職人の激減、作業員の激減です。
なんとか職人を増やして今の技術の継承をしていかないと大変なことになりそうです。

みなさん、特に若い人は大工、左官になろう！！  

虹のようなものが出ていたのでパチリ！
見かたによっては？マークに似てます。
なんかいいことありそう！！
近頃の昼間は暑くなってきましたね。
まだまだ朝は寒いけどだんだん春のような感じになってきました。
仕事はしやすい季節になってきましたね。


ところで今ウクライナが大変なことになってます。
私たちが住んでる地区の郷土芸能で面浮流の団体が約25年くらい前に
ウクライナのキエフに1週間ほど滞在してウクライナの郷土芸能の人たちと
踊りを見せ合いしたり、意見交換したりして楽しかった思い出が今も心に焼き付いてます。
あとウクライナの日本大使館で炭坑節を踊ったのも今も忘れられません。
その楽しかった思い出ばかりのキエフが今はとても危険地帯になってます。
早く解決してキエフに平和が戻ってくるように祈ってます。
  

明けましておめでとうございます。
今年初の投稿です。
ラスモルというのは外壁のモルタル塗りのことです。
今はまだ下塗りの状態です。
下塗り状態でもかっこいいです。
寒い時の外壁塗りは気合が必要です。
（ていうかいつも気合が必要）

今日は寒かったですねー！雨とあられが降ってきました。
でもまだまだ今からが一番寒いときですね。
ますます気合をいれていかねば！！

  

すっかり寒くなりましたね。
コンクリートもなかなか乾かないです。
固まるのが遅くなりました。
駐車場のコンクリートですが朝8時半から打設しても今の時間から
もう一回左官さんがカナコテでもう一回おさえます。
（カナコテで磨きます）
夏も早く乾いてざっといかんけど冬も乾かないでざっといかんです。


打設前はこんなふうです。
冬は次の日の朝までおさえなくてはいけないこともあるので
左官さんは大変です。

今左官が激減しています。
なんとか左官が増えることを日々祈ってます。
興味のある人は左官になろう！！
あと大工にもなろう！！  

弾丸で河口湖に行った時に取った富士山です。
残念ながらあとちょこっとのところで富士山の全貌が見えませんでしたが
夜の露天風呂からは雲が消えはっきり見えました。
やっぱり日本一の山はすごい。圧倒され身震いしそうな感じでした。
感動した。最高！！
あと湧き水がきれいな忍野八海にも行ってきました。
ドンドン湧いてくる水をみれば自然の神秘を感じます。不思議です。


この立派な建物は山梨名物のほうとう屋さんです。
ほうとうとはここら辺で言うつんきーだごじゅのようなものです。
これはうまい！　　たまにはつんきーだごじゅも食いたかね。
寒くなってきたらますますうまそー！！



  

今の住宅は必要な場所に必要な金物を入れてきます。
けっこう金物数が多いです。
これで頑丈になっていきます。



柱のホゾが入った上にこれだけ金物を締めれば強いですよね。


仕事始めた頃はここまで金物を入れてませんでしたが長ホゾと木の栓で頑丈になってました。
今はさらにこの金物で大頑丈になってます。

  

近頃は天気予報では予測しにくいように雨が降りますね。
今日もけっこう雨が降りました。
晴れれば暖かいけど雨に濡れれば寒いです。

自分で天気を色々見て予想するけどテレビの予報より当てると豪語してたけど
近頃外れてます。

もっと自分を鍛えなければ！！  

マシュマロみたいな断熱材です。


屋根と壁をこのようにふさいで断熱材を吹き付けます。




ちょっと離れてみればうまかごとしとっでしょう！
断熱効果は抜群です。

近頃忙しいことを言い訳にブログサボってました。

今は時代の変わり目みたいなかんじですね。
今までの常識が通じないものが多くなってきそうです。


さあ新しい時代に向かってますます元気出して行こう！！  

リフォーム現場の塗装風景です。
この板張りは杉の浮ずくりと言って木目を浮き出して熱圧加工してます。
その上に（いろは）という塗料を塗ってます。
この塗料のコンセプトは（住む人や使う人の健康、そして地球の環境をまもりたい）です。
ここに住む人たち優しい製品です。


赤ちゃんも一緒に住まれるのでやさしく見守ってくれることでしょう。
  

今日も省エネリフォームで弊社が30年以上前にしたところに来てます。

ここは景色がいいところです。
今日は特に気持ちいいです。

きれいに住んでおられます。いい形で家の方も年々時を刻んでます。



ここは私が仕事し始めたころに働いているのでよく覚えています。
懐かしいです。

  

これはリビング入口の建具です。
弊社が30年ぐらい前に建てたところにリノベーションの依頼がきて
たずねたところでパチリ！
家の人が大事に住んでくれて感謝してます。きれいにしてる。


この建具は1枚の板を細かくわいて格子状に出来てます。「よーしとーばい！！」

近頃は技術をもった職人が激減してます。
なんとか次の世代につなげるように職人が増えますように祈るばかりです。  

このセスナのような形をした虫はなんやろ？
赤いドアにとまっていたから目立ったけど2ｃｍくらいの虫です。
なんかかっこいい！！

近頃は省エネリフォーム（リノベーション含む）が多いですね。
今は省エネに対する考え方がだいぶ変わって様々なものが出てきてます。
ますます勉強せんばいかんね！
  

これは5分栓といいます。
樫の木でつくってます。
木繋いでこの栓木で止めます。

5分角（15mm角）です。

こんなところに使います。
昔ながらのやり方ですが強いです。


今は見ることが少なくなってきましたが木と木をしっかりとつなぎ続けてくれます。  

ご無沙汰してます。
リフォーム現場です。


近頃のユニットバスはよかねー。
ぬっかです。ヒートショックが怖いので浴室も脱衣室も
暖房乾燥機が必需品になってきましたね。
もとはこんな形でした。

床の張替えもよくやっていますが
この杉の浮造り（年輪の所が浮き上がってる）が大変評判がいいです。
足ざわりが抜群です。
この上に自然塗料を塗ればばっちりです。

  

格子の耐力壁で耐震補強してます。
100年近くたってる家ですがほとんど狂いがなく
感心しながら仕事してます。



個の耐力壁は木をお互い切りかぎ、合わせて組みます。
非常に難しく辛抱して作業しないとなかなかうまくいきません。
あせったりしたらできないでしょう。
でもうちの大工のK氏がばっちりやってくれました。
いい出来栄えです。
よか家が出来てきてます。楽しみです。


  

瓦を2重葺きしてます。
くど造りのコの字型になってる屋根は雨水がこの場所に
集まり漏りやすいのでこういうつくりにしてます。
この暑い時期に外の仕事は大変ですね。特に瓦屋さん、板金屋さんは大変そうです。


この板は解体して洗って拭いて

再利用してます。

けっこういい色出してます。
葦葺きの屋根だからけっこう涼しく仕事してますがそれでもこの温度で働くのは大変です。
早く涼しくなってほしいです。  

やっと明日までで梅雨があけそうですね。
今度は暑くなり過ぎないように祈るばかりです。


今この古民家で仕事してますが雨で外壁や屋根がなかなかさばけません。
でも今度は暑さとの闘いがまってます。
また一段と気合を入れて行かないと！！


これは柱を持ち上げて玄関敷居（御影石）を入れているところです。